生産に関するこだわり・信念
1.収穫するはちみつの濃度が重要で熟成させて採蜜している。
2.化学肥料を使わないためのレンゲ畑で養蜂。
3.クラウドファンディングで資金集めをし、無償で農家に配布、レンゲ畑を増やし景観を守る。
4.農薬、化学肥料を使わない農法で地域おこし(小郡 農ガールズ)
生産までの道のり
田舎暮らしが嫌で東京へ行き、そのまま東京で就職・結婚しました。結婚後、主人の仕事でドイツに4年間在住、その後日本に帰国し、実家の両親が養蜂農家を営んでいたが、高齢になってきていたため辞めようというかと言う話が出ており、実家の養蜂業を継ぐことになり帰省しました。
その当時、レンゲ畑が減少し養蜂で生計を立てるには厳しい状況でレンゲ畑を増やし、養蜂が出来る環境づくりに邁進することを決めて活動を開始しました。
小郡市長や周りの農家に働きかけ、地域おこしに取り組みながらレンゲ栽培に賛同してくれる農家さんと、協力しあってお米を無農薬、減農薬 米でブランディング“恋華米”、“恋する甘酒”など商品化して販売しています。
はちみつは10種類、はちみつと他の農産品をコラボした商品、恋華米を使った米粉のクッキーなど、健康と安全安心な食をベースに取り組んでいます。
苦労したこと
家業の養蜂農家を4代目として引継ぎ、何から始めればいいか分からず苦労が絶えませんでした。小郡市長へ何度も手紙を書き、自分の考えを伝える努力から始めました。市長に会うことができ、市の魅力化計画講座開催したり広報活動を続けました。レンゲ畑を広めて無農薬や有機栽培など農法を理解してもらえる状況に ならない苦しい時期があり、独自で活動するしかないと考え、7年前からチラシを作って【れんげいっぱいプロジェクト】活動をしています。
地道な活動が功を奏し、メディアからオファーがあり、少しづつ変わっていきました。今では、【れんげいっぱいプロジェクト】に賛同して頂ける農家さん(小郡 農ガールズ)の組織で広まっています。
今後の夢
2020年レンゲ祭りを開催する予定で活動していましたが、コロナの影響で開催できなくなり残念な思いがあり、是非開催したいと考えています。